ボイトレのやり方って、独学じゃ難しかったりしますよね。
「ボイトレに通うのはちょっとハードルが高いなぁ」
「手っ取り早く高音を出せるようになりたい」
ボイトレのやり方は?
↑初心者の方はこのように考えると思います。
今回は、ボイストレーニング経験 2 年の僕がボイトレのやり方で、実際にすぐにできる高音を出す為の効果的な練習方法をご紹介します!
ボイトレのやり方は?
僕が実際に2年間ボイストレーニングを受けてすぐに体感できた効果的な練習方法です。
- 口角を上げて発声
- 声を遠くに飛ばすイメージ
- 顎を引いて斜め上に向かって声を出す
この三つです。
これらを1から順番に、具体的に解説していきますね!
注意点ですが、声帯や音域など、体の作りが人によって違う為、効果には多少の個人差があることはご了承ください。
口角を上げて発声
高音を出すときや、ピッチ(音程)を合わせる為に必要な方法です!
口角を上げて喋る事で、普段よりも声のトーンが明るくなりませんか?
この口角を上げる方法を歌でも利用する事で、フラットしがちな音程を正しい音程に合わせて歌う事ができます!!
口角を上げることで、口腔内に空間を大きく作る事ができますので、そこに声が響くようになり、明るく響きの良い歌声を作る事ができます!!
しかし、口角を上げる事を意識しすぎてしまうと、表情筋が疲れてしまい更に、表情筋が疲労する事によって首回りの筋肉に負担が分散されてしまいます。
首回りの筋肉に負担が入ってしまうと、喉を絞めてしまい、結果的に喉に負担がかかってしまいます。
リップロール
聞いた事ある人もいると思いますが、唇をブルブル振動させるやつです。
あれをする事で、表情筋と首回りの筋肉をほぐし、リラックスさせる事ができ、顔周りや首回りがリラックスする事で、力まずに高音を出す手助けをしてくれます。
試しに一度、リップロールをした状態で好きな曲のメロディーをなぞってみてください。
そうすると、いつも出ないような高音が楽に発声できたりします。
それが歌唱時に適した、余分な力が抜けた正しい発声法なのです!!
まずはリップロールで表情筋や首回りの筋肉をほぐしてから、歌の練習を始めるのをオススします!!
声を遠くに飛ばすイメージを持つ
高音やロングトーンを発声する際に持っておくべきイメージです!
声を遠くに飛ばすイメージを掴む事によって、高音域がいきなり爆伸びする人もいます。
このイメージを掴む事によって、得られるメリットは以下の通りです。
- 高音域が伸びる
- 声量が上がる
- 抑揚のある歌が歌える
次に、具体的なイメージの持ち方を紹介します。
まず、カラオケで歌っているという前提でお話ししますね。
カラオケでは皆さんマイクを持って画面を見ながら歌いますよね?そこで以下を実践してみてください。
- Aメロを歌う時は、声の遠近感イメージとして、目の前で握っているマイクに当てるくらいの大きさで歌います。
- Bメロは、自分とカラオケのテレビ画面の中間点あたりに届く声の大きさで歌います。
- サビは、カラオケのテレビ画面に思いっきり当てるくらいの声の大きさで歌います。
これをする事で、歌に強弱がついて、聴く人がオッ!となるような歌を歌えるようになります。
いつもより高音が出しやすくなります! (多少の個人差はありますが)
是非実践してみてください!
顎を引いて斜め上に向かって発声する
顎を引いた状態で斜め上に向かって発声する事によって、高音が出しやすくなります。
高音になると、顔が持ち上がっちゃう人って結構いると思うんですけど、それをやると高音が出辛くなるだけでなく、喉が絞まって痛める原因にもなります。
シンガーが顎を持ち上げながら歌っている様子を見受けられますが、あれはステージパフォーマンスの一環であり、その体勢でも彼らは首回りの力が抜けた状態で発声が出来ているので、初心者は真似すべきではないです。
日本人の骨格の作り的には、顎を引いた方が喉を締め辛くなり、高音が発声しやすくなるのです。
顎を引く事によって喉が絞まってしまうのを防げます。
また、顎を引いた状態で斜め上に向かって発声する事で、共鳴腔と呼ばれる声を響かせる空間に音を当てる事ができるので、響きの良い発声をする事ができます。
プロのシンガーが、手を上に挙げながら高音を発声している瞬間がありますが、あれはステージパフォーマンスだけでなく、共鳴腔に音を当てる為に、声の方向を手振りでイメージしているのです!(語彙力なくてすみません笑)
実は、身振り手振りなど体を動かす事によってイメージを具現化しやすくなり、その結果発声がしやすくなるのです!
まとめ
今回紹介したのは以下の三つです。
- 口角を上げて発声
- 声を遠くに飛ばすイメージ
- 顎を引いて斜め上に向かって発声
今回紹介したものはあくまで、全員に大きな効果のある内容ではないです。(声帯や骨格の違いもあるため)
実際に僕がこれを意識して歌ってみてからは、いきなり高音域が爆伸びしました!
【以前】福山雅治さん位の高音域→【現在】B’zの稲葉浩志さん位の高音域
↑本当にこれぐらい音域が爆伸びしました!!
きっとこの発声のイメージがかなり僕に合っていたんだと思います。
あなたも、手っ取り早く高音を出せるようになるには、まずはこの三つをすぐに試してみることをオススメします!

