夏になると食べたくなるスイカ。
甘くて美味しいスイカは野菜なの?果物なの?と疑問に思ったことはないでしょうか。
実はスイカは植物学的には「野菜」なのですが、消費分野では「果物」に分類される「果物的野菜」になります。という訳で野菜でも果物でもあるということですね。
そんなスイカは暑い夏にはピッタリな栄養素があるのをご存知でしょうか?
スイカには疲労回復や美容効果、ダイエット中にも良い栄養があるので、老若男女問わずオススメな食べ物なのです。
では、スイカの栄養の効果を詳しくご紹介していきます。
スイカは夏が旬!暑い夏に摂取したい栄養がたっぷりなんです!
植物学的には「野菜」に分類されるスイカは、キュウリやゴーヤそしてメロンとも同じウリ科の野菜なのです。
そんなウリ科の野菜の仲間であるスイカは水分が90%以上で、糖分・カリウム・マグネシウムなどの栄養が含まれているので、スポーツドリンクのような役割を果たします。
たくさん汗をかいた時の水分補給にもとても良いですね。
そしてカリウムなどの栄養は疲労回復に良いと言われているので、夏バテや熱中症の予防にも良いですよ。
私も汗をかいた後にスイカを食べると、すごく美味しく感じるのは、体がその時に求めている栄養素が入っているからなのではないかと思います。
スイカには女性に嬉しい美容やダイエットに役立つ栄養がいっぱい!
果物はビタミンやミネラルが豊富で、美容にすごく良いとよく聞きますよね。
実は果物的野菜であるスイカも、美容に良い栄養素がたっぷり入っているのです。
スイカに入っている美容に良いと言われている栄養素の一つが「シトルリン」です。
シトルリンは血の流れを良くする働きがあり、むくみの改善や新陳代謝を良くする働きがあります。
女性に嬉しい栄養素であるシトルリンはウリ科の野菜に沢山含まれているのですが、他のウリ科の野菜に比べてもスイカはシトルリンが含まれる量がとても多いのです。
シトルリンの含有量(100gあたり)はスイカ(180mg)、キュウリ(5〜10mg)、ゴーヤ(2〜16mg)、メロン(50mg)と言われています。
スイカは他のウリ科の野菜と比べて3倍以上のシトルリンが含まれているのですね。
シトルリンはスイカの赤くて甘い部分にも含まれていますが、緑色の皮の部分にも沢山含まれています。皮の部分は酢の物などにすると美味しく食べることが出来ますよ。
実際、私はこの夏スイカにハマっていて沢山食べたのですが、例年よりむくみが気にならなくなりましたよ。
むくみの改善や新陳代謝を良くする事はダイエット中の人にもすごく良い効果ですよね。
また、アイスクリームやクッキーに比べてカロリーが低いので、ダイエット中に甘いものが食べたくなった時に良いかと思いますよ。
美味しくて栄養たっぷりなスイカ!しかし、食べ過ぎには要注意?
疲労回復や美容効果にとても良い栄養があるスイカですが、食べ過ぎには要注意なんです。
実はスイカには体を冷やす効果もあるので、冷やしたスイカを食べ過ぎてしまうと、お腹を壊してしまう可能性もあります。お腹が弱い人はなるべく常温ぐらいで食べることをオススメします。
また、カリウムも沢山含まれているため腎臓が弱っていてカリウムの制限を受けている人も食べ過ぎには注意して下さいね。
まとめ
旬の野菜や果物は、その季節に合った栄養があるとよく聞きますが、スイカはまさにその通りですね。
ここで一つポイントなのですが、スイカをまるまる一個買った時は冷蔵庫に入れずに常温で保存したほうが良いそうです。
スイカは冷やしすぎると甘さが弱くなってしまい美味しさが減ってしまうからです。しかし、カットしたスイカは傷みやすいので、冷蔵庫で保存して下さいね。
スイカを美味しく食べて栄養をしっかり取って、暑い夏を元気に過ごしましょう!