宅建の勉強方法のおすすめってある?勉強のコツや民法改正点を大公開!

マインド

不動産業界に就職するのに有利な資格といえば、「宅地建物取引士」、通称「宅建」ですよね!

元々「宅地建物取引主任者」という名前だったのですが、法律改正により2015年から「宅地建物取引士」という「士業」となり、弁護士等と並ぶ国家資格として、今後も高い需要が期待される資格です。

難易度も高く、毎年約25万人の受験者数の中から、上位15%前後に入らなければ合格できません。

特に今年は4月から、明治29年から実に120年振りとなる「民法大改正」があり、今までの知識が通用しなくなるケースもあります。

そこで今回、2019年度宅建合格者である僕が、2020年度の宅建の勉強方法のおすすめとコツを公開しちゃいます!

宅建の勉強方法のおすすめはこれ!

宅建は難易度が国家資格の中でも比較的に高いので、独学で勉強するのはもちろん、効率よく短期間で合格するなら「資格スクール」へ通うのが断然有利です。

そして僕は更にテキストは3回、問題集は10回周回して合格しました。

 

 

合格を目指すなら、独学よりも「資格スクール」の方が断然有利!

 

効率良く勉強するなら独学だけより資格スクールに通った方が断然有利です。

これは間違いありません!

僕も去年は学校に通って勉強しました! それに、学校通いは精神的な面でもおすすめです。

個人的な経験から言うと、毎日3時間の勉強を半年続ければ、問題なく合格できます。

毎日3時間です。

普段の仕事が終わった後に、楽しい趣味の時間を削って、毎日3時間勉強できますか?

正直これができる人っていうのは、そんなに多くないんじゃないかな?と思います。

しかし学校に通学すれば、勉強しかできない時間とスペースが提供されるので、ほぼ強制的に勉強に集中せざるを得ません。

また専門の講師がいますので、去年までの傾向と、民法改正関連の情報も十分得ることが可能です。

デメリットといえばやはりお金の問題。

年間約15万~20万円掛かりますが、今は学費割引キャンペーンをしているところも多いですし、ハローワークに申請すれば「一般教育訓練給付金」として、学費の20%が返ってくるという制度もあります。

もし今年合格できるなら、この先毎年受験する費用に比べても、学費分は十分ペイできるのではないでしょうか!

 

テキストは3回、問題集は10回周回しよう!

テキストですが、これは基本的にどんなものでも構いません。

ただし、時間があるのであれば「試験直前!」とか書いてあるものは避けた方が無難です。

最初のうちは網羅的に知識を身につける必要があるので、試験用に要点に絞ってピックアップしてあるテキストは、逆に混乱してしまう可能性があります。

僕は学校のテキストと、

この市販のテキストを使っていました。

勉強のアドバイスや、実際の判例や条文を使った解説で非常にわかりやすかったです。

僕の場合は、まず学校のテキストで勉強して、その日のうちに市販のテキストとあわせて、学校で習った内容に不備がないかの確認をしていました。

その中で、アレ?と思ったところは学校の講師に質問してみる、といった感じです。

1回目は割と全部暗記してやろう!くらいの気持ちで読みましたが、2回目以降は問題集と並行して「要点だけ確認」で大丈夫です。

毎回全部読んでたら時間掛かり過ぎちゃいますしねw

テキストは出来れば3回は読み直してください。

僕もそうでしたが、間違った理解をして先に進んでる可能性もありますし、知識も定着しやすくなります。

次に問題集ですが、「過去問」が最適です。

どういった問題が出題されるのか、傾向を把握するためもありますが、1番は実際の問題を解くことで、「問題に慣れる」ことが重要だからです。

なので、時間を決めて解いてみることをおすすめします!

特に、本試験では科目ごとの時間配分が重要です。

あとでまた言いますが、「宅建業法」という科目が最重要ですので、ここに時間を掛けられるようにしながら、問題を解く必要があります。

また、「わからない問題」に時間を掛けてしまい、「簡単に解ける問題」を落としてしまったら、元も子もないですよねw

ちなみに僕は、

この問題集を使ってました!また出る順シリーズですねw

「なぜそうなるのか」まで詳しく解説してあるので、スッと頭に入ってきて理解しやすかったです!”

問題集は10回繰り返してください。

「問題に慣れる」為と、「問題の傾向」をつかむためです。

過去問の場合は、実際に過去に出題された問題が収録されています。

そして、過去問と似た問題は毎年本試験で出題されています。

数字を変えただけとか、論点が変わっているだけとか。

そこで過去問を繰り返し解くことによって、そんな「似た問題」を取りこぼさないようにするためですね!

ぶっちゃけて言うなら、見たこともないような問題なんてみんな解けないんです!

まぁ本試験でも毎年数問はそんな問題もでますが、大体みんな落とします。

大切なのは、過去何回も出ている「見たことがある問題」を確実に正解できること。

そういう問題は多くの受験生も正解できるところですので、絶対取りこぼすことがないようにしましょう!

 

これを勉強しないと合格できない!?宅建の絶対重要科目!

宅建でこれは絶対に集中して勉強すべき科目をご紹介します!

宅建には大きく分けて4つの科目があります。

  • 権利関係(民法関連)
  • 宅建業法
  • 法令上の制限
  • 税金その他

まぁ~見ただけで勉強する気が無くなるような科目ばかりですよねw

実際の試験はこの中から50問の問題が出題されて、1問1点の50点満点です。

内訳としては、

  • 権利関係:14問
  • 宅建業法:20問
  • 法令上の制限:8問
  • 税金その他:8問

 

が例年の振り分けとなっています。特に重要になるのが「宅建業法」です!

問題全体の40%を占めているので、これはもの凄く重要です!

宅建業法は出来れば全問正解、最悪18問は正解したいところです。

ここは特に重点的に勉強しなければいけません!

まぁ、僕は本試験で16問しか正解できなかったんですけどねwww

でも、最重要科目であることには違いありません。

宅建業法は宅建士(宅地建物取引士)や宅地建物取引業者(大体不動産会社)の取り決めや罰則、土地や建物の取引に関する法律の分野です。

ほとんどが暗記ものですし、常識的に考えれば解ける問題も多いので、勉強しやすい科目でもあります!

「宅建業法」は一番力を入れて勉強しましょう!

 

2020年は120年振りの民法大改正の年!

民法改正について、こればっかりは今年の受験生には同情してしまいます・・・。

民法は宅建業法の次に本試験の中での占める割合が大きく、重要科目なのですが、今年は改正後の法律で問題が作られますので、どういったものが出てくるのか予想し辛いのです。今までの知識が通用しない可能性も高いです。

ここでは、民法改正で出題可能性の高いポイントをピックアップしていきます!

 

  • 意思の瑕疵
  • 錯誤
  • 消滅時効
  • 債権譲渡
  • 相続
  • 保証人(連帯保証人)が保証する範囲
  • 賃貸借契約の期間の変更
  • 契約不適合責任

今年から勉強を始めたという人にはあまり関係ありませんが、

2回目以降の受験をされる方はこのポイントを重点的に勉強しなおされると良いかと思います!

 

まとめ

宅建は資格試験の中でも、非常に難しい試験ですが、しっかりと勉強すれば、絶対合格できます!

宅建の資格を持っていると、就職や転職に有利なのはもちろん、今不動産関連の会社にお勤めの場合は、宅建士でないと出来ない業務もありますので、任される仕事も増えますし、資格手当を出しているところがほとんどですので、お給料アップも期待できます!

事務所の従業員の5人に1人以上専任の宅建士を置く義務がありますので、将来的に独立を考えている人にもおすすめです!

最後に勉強のポイントをまとめておきますので、参考にされてください。

  • 一発合格を目指すなら独学だけより学校へ行こう!
  • 毎日3時間勉強!
  • テキストは3回(2回目以降は要点だけ!)、過去問は10回解く!
  • 宅建業法は重点的に!
  • 民法改正点は要確認!

以上です!では、今年合格されることを祈っています!

がんばってください!

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