年が明けいよいよオリンピックイヤーとなる2020年が始まりました。
オリンピック聖火台が川口市で成人の日に聖火台へ火をともします。
川口に里帰りしている旧国立競技場の炬火台へ設置式典以来3か月ぶりに火をともし点火します。
オリンピック聖火台川口市で成人の日に火をともす。
旧国立競技場よりJR川口駅前のキュポラ広場に現在設置されており川口での展示後は、新国立競技場の東側ゲート正面に設置されます。
その聖火台が成人の日に3か月ぶりに火をともします。
場所・日時 1月13日(祝 成人の日)11時~12時
川口駅東口公共広場(キュポラ広場)
オリンピック聖火台
鋳物(いもの)の街で有名な川口市で、1964年東京五輪の際製造し使用した聖火台が去年10月に里帰りし、今年2020年のオリンピックを待っています。
聖火台は鋳物で出来ており、大きさは直径2.1m 重さ2.6トン
鋳物とは1200度でドロドロに溶かした鉄を砂で作った鋳型に流し込むことによって形を作る古来より行われてきた手法である。
当時製作に携わっていた川口の鋳物工場で鋳物師の鈴木万之助らが、川口市の他鋳物業者が断る中、巨大な聖火台を納期3ヶ月に間に合わせるために奮闘していた。
作業難航中に起きてしっまった苦労してつくった鋳型に1200度に溶かしたドロドロの鉄を流し込む湯入れのとき、鋳型が爆発してしまい鋳型から鉄が漏れ出し失敗してしまう。
1度は失敗したものの不眠不休で仲間と共に何とかオリンピックに間に合わすことができたのだった。

JR川口駅東口キュポラ広場
まとめ
50年もの以上の時を越え、多くの職人達が力を合わせ作ったオリンピックの聖火台、その聖火台がふたたび2020年のオリンピックに向け火をともします。
それぞれに感極まる思いがある中、川口市の成人の日に行われる。これから川口の未来、そして日本の未来を背負って行く若者たち
その夢や希望に満ちた火をいつまでも灯していってもらいたいと思います。
