こんにちは、あぐーです。
沖縄で育った僕の地元ならではの体験談を交えて沖縄あるあるをお伝えいたします。今回は台風について見てみましょう

台風とは 熱帯の海上で発生する低気圧を「熱帯低気圧」と呼びますが,このうち北西太平洋(赤道より北で統計180度より西の領域)または南シナ海に存在し、なおかつ低気圧域内の最大風速(10分間平均)がおよそ17m/s(34ノット、風力8)以上のものを「台風」と呼びます。
気象庁より引用
台風接近 ➡ 直撃 ➡ 通過
台風が接近して直撃、通過していく中で地元の方がどのような生活しているのを見ていきましょう。
台風が接近
前日にウキウキでビデオやDVDをレンタルしにいきます。
(ビデオ屋もこんな日は大人気です)
ベランダや家の周りの物は屋内にしまいます。
これは必須です、ほとんど飛ばされます。
まず台風が近ずいてくると(防風区域)、子供達の学校は朝のテレビ速報で休校のお知らせが流れてきます。

休校のお知らせがくるとガッツポーズしてまた二度寝してたりしてたなあ。!(^^)!
また逆に、「直撃する。」と勝手に決め付け、防風区域に入らず、慌てて準備をして学校まで走って行ったこともあります。
(´゚д゚`)
大人達は残念ながら仕事に行きます。(鬼出勤)
今でこそ休みの会社も増えてきたとか。
平日の昼間から堂々と前日に借りたビデオやDVDを見ます。これほど贅沢な事はありません。(ファミコンし放題)
会社が休みの大人達は台風なのに昼間から飲みに行きます。
休みではない大人達もここぞとばかりに休んで飲みに行きます。
結局みんなで休みます、さすがうちなんちゅ「お酒が大好きさあ。」

これは沖縄あるあるで台風なのに大人達は外に飲みに行くことはよくあります。
僕は小学校の頃、台風で学校が休みなのをいいことに友達と遊びに行き家に帰ると、おかー(お母さん)にぶっ飛ばされました。
おかー心配かけてごめん!(地元の方は経験あるはず)
台風直撃時
いよいよ台風が直撃します。
窓には強い雨風が吹き荒れ、窓という窓の側溝から雨水が溢れてくるので側溝にはタオルや新聞紙などをつめましょう。
台風が強くなると停電、断水もあるので懐中電灯、断水対策でお風呂に水を貯めておきましょう。(トイレを流すための貯水、手洗いなどに使用します)

停電したらDVDやファミコン(ゲーム)は出来ないさあ。

僕が子供の頃は停電したら、キャンプ用の懐中電灯をつけてトランプや将棋、ボードゲームをして薄暗い中遊んでいました
非日常的でなかなか面白ですよ。
台風が直撃して強烈な暴風の中しばらくすると、急に雨風がやむ現象が起こることがあります。雲が無くなり晴れ間から青い空が見え今までの強風がまるで噓のように静かになります。そこから1~2時間くらいは静かでしょうか。しばらくすると再び急に雨風が強くなり、矢の様な雨が叩きつけてきます。
そう!まさにこれが 「台風の目」 の中に入ったのです。皆さんはこんな体験をしたことがありますか? すごく不思議な体験です。(地元の方ならわかるはず。たまにあります。)
※扉の開け閉めには十分気を付けましょう、強風でドアに指を挟まれ怪我をする人が続出します。最悪は指を切断する事故もおきています。
台風通過
やっと台風が去っていきます、道路や家の周りは物が散乱しているので片付けましょう縄の台風は通りすぎるまで数日かかる場合があり、短時間で通り過ぎる本土の台風とは
破壊力はまったく違います。
過去に最大瞬間風速80メートルを記録され、その破壊力は想像をはるかに超えて大変危けんな事例もありました。
まとめ
台風の破壊力は半端ないので自宅から出かけず、過ぎ去るのを待ちましょう!
停電や断水対策に備え、充電するものは充電し、DVDやボードゲーム、将棋など、電気を使わないもので遊び家族とコミュニケーションを取れば、絆も深まりより一層楽しめるでしょう。
沖縄には台風が必ず来ます、工夫次第で価値のある休日が増えると思えばどこか台風も待ちどうしくなるのでは?

地元住民は台風と共存し、楽しみながら過ごす術をみにつけていました。