丸くてコロンとした容姿の“モルモット”。とても可愛いですよね。
一度でいいから飼ってみたい!!
ペットショップや動物園などで見かけてそう思った人はいるのでは??
実は私もそのうちの1人でした。 笑
「だけどお世話ってどうすればいいの??」
「今まで小動物とか飼ったことないけど大丈夫かな??」
初心者必見!モルモットを飼うにあたって知っておきたい基本なコトをおさえれば大丈夫!!
モルモットの飼い方を伝授します。
私もちゃんと面倒見れられるのか不安なことだらけでした。
そこで、おさえておくべき“基本のコト”をまとめてみましたので
私が飼い始めた頃の経験談も交えながら紹介していきたいと思います!!
モルモットの飼い方を伝授!
我が家にモルモットが来ることに!!そのためにはモルモットの最低限のライフラインを整えておく必要があります。
まず初めにモルモットを迎え入れるための基盤づくりとして、ゲージ(家)や、敷材、餌を入れる食器など、細かい部分も見てみましょう。
ケージ
モルモットのお家となる“ケージ”。
ケージは大体一匹あたり新聞紙半分くらいの大きさがあるといいでしょう。
中に用品を置いてもゆったりできる空間を設けられるのが理想的!!
小動物専用のケージだととても使い勝手がよく、初心者の方でも世話がしやすいですよ。
モルモットは排泄がとても多いので、なによりも“掃除がしやすい”ものを選ぶことをオススメします!!
敷材
モルモットの足の裏はとても小さくて柔らかい。。。
そのため足の負担を少しでも軽くできるよう下に藁マットやタオルといった“敷材”を敷いてあげましょう。
食器類
餌を入れる食器は、かじられにくく倒しづらい、少し重みのある陶器を使うといいですよ!!陶器のものだと熱湯消毒もできるのでオススメです。
またいつでも新鮮なお水が飲めるように給水ボトルも設置しましょう。
「お水もエサみたいに食器じゃダメなの??」
食器だと足で引っ掛けてしまい、ケージのみならずモルモット自身も濡れてしまうことも。。。そのため必ず給水ボトルを取り付けるようにします。
こちらも熱湯消毒できるものだといいですね!!
隠れ家
安心して身を隠せられるように隠れ家を!!とよく言われます。
ですが、ずっと置いておくと却って引きこもりになってしまうとか。。。
そこで、隠れ家はモルモットが眠るとき(昼間)と、私たち飼い主が眠るとき(夜間)のみ置くように時と場合に応じて置いてあげるといいかもしれませんね。
また、夏場は熱がこもってしまうので、このようにケージの片側にタオルをかけるとよいでしょう。
初心者必見知っておきたい基本的なコト
大切なモルモット、健康で長生きして欲しい!!きっと誰もがそう思うはず。。。
それを叶えるのはやっぱり普段の食生活!!人間と同じですね。
よい食生活で健康な毎日を!!モルモットは“完全草食動物”。
これだけは絶対に忘れないようにしましょう。
「モルモットってどんな栄養素が必要なの??」
まず大事な栄養素はなんといっても“ビタミンC”!!
実はモルモットは人間と同じく、からだの中で“ビタミンC”を作ることができません。
そのため、エサを与える際は“ビタミンC”を念頭に置いて意識しましょう!
モルモットの食事:主食編
モルモットの主食は主に2つ。それは牧草とペレットです。この2つは毎日欠かさずに与えましょう!!
“牧草”は、繊維が豊富なので何度も噛むことで伸び続ける歯を削って、また腸の働きを良くする効果もあります。
なので、いつでも食べられるようにケージに入れておきましょうね!!
種類もいくつかありますが、、基本的にはチモシー(イネ科)のものをあげるとよいでしょう。
また、アルファルファ(マメ科)は、とても栄養価が高いので、若いモルモットに与えるといいですね。
“ペレット”は、たくさん商品が並んでいて、「どれがいいの!?」となってしまいがち。。。そんな時はパッケージの記載をよ~く見ましょう!!
そこで注目すべきポイントは。。。
- ビタミンCのところに“高機能”或いは“耐熱性安定型”と書かれているか
- 原材料に小麦粉が書かれていないか(グルテンフリー)
ビタミンCはとても壊れやすいのですが、“高機能ビタミンC”や“耐熱安定型ビタミンC”ですと、長期保存しても壊れにくいつくりになっているんです!!
また、小麦粉はあまりに摂りすぎてしまうと、ゆくゆくはガンになってしまうことも…
なので、できる限り“グルテンフリー”のものを選ぶと良いかもしれません!!
もし、あなたがペレットを購入する際、これを是非参考にして選んでみてくださいね!!
モルモットの食事:おやつ編
モルモットだっておやつは大好き!!時には一緒にお茶しましょ!!
おやつとして与えるものは。。。
野菜…キャベツ、ピーマン、トウモロコシの葉、ブロッコリーの茎など緑色のもの
果物…リンゴの皮、キウイ、オレンジ、スイカなど
ただあまりあげすぎると栄養が偏ってしまったり、お腹を下してしまうことも!!
なので与える時は少量に。。。
また時々タンポポの葉やクローバーを与えるとお腹の解毒効果があるみたいですよ!!
ちょっと外に出た際に道端でとってくるのもいいかもしれませんね。
モルモットにもビューティーケアを!!
私たち人間は、髪をとかしたり、爪を切ったりと色々なケアをしていますね!!
モルモットも同じです!!毛はたくさん抜けるし、爪もどんどん伸びていきます。。。
なので、モルモットのケアも忘れないようにしましょう!!
ブラッシング
モルモットの毛は本当によく抜けます。。。
ただそれをそのまま放っておくと、毛づくろいの際に毛を飲み込んでしまい、知らない間に“毛球症(お腹の中で毛が溜まってしまう)”になってしまうことも…
そうならないために、3日に1回程度はブラッシングしてあげましょう!!
ブラッシングはゴム手袋や、使わない歯ブラシ(新品)でできますよ!
爪切り
だいたい2か月に1度程度のケアですが、モルモットの爪は伸びてきます。
もし伸ばしたままだと、足を引っかけてケガをしてしまう可能性も。。。
抱き上げたときに「痛いな、、」と感じたら爪を切るサインですよ!!
ちなみに写真に載っているのは私が飼っているモルモットに普段使っているもの。
爪切りは100均で販売されているので立ち寄る際には是非チェックしてみてくださいね!!
この2つは“キレイ”になるだけではなく、“病気や事故防止”にも繋がります。
こまめに状態をチェックしてケアしてあげましょうね!!
ちょっと工夫!!モルモットの温度管理
モルモットの好む温度は、おおよそ18∼25度。人間と似ていますね!!
そのため、季節の関係で室温がそれ以下、それ以上となるときはモルモットの体感温度を調節する工夫が必要になってきます。
暑い時には??
最近の夏は30度を超えるようなうなだれる暑さ。。。
そのままでは人間はもちろん、モルモットもバテてしまいます。。。
その際は迷うことなくクーラーを利用しましょう!!
「クーラーほどではないけど長袖は着てられない。。。」
そんな暑さの時は保冷材、凍らしたペットボトルが効果的!!
ハンカチなどで巻いて中に入れてあげるだけでモルモットにとっての体感温度は格段に違ってきます!!
寒い時には??
木枯らしが吹くような真冬の寒さでは、モルモットも凍えてしまいます。。。
そんな時には電気マットをケージの下に敷いてみましょう。
暑すぎずほんのり温まるのでやけどの心配もありませんよ。
また、中に1枚余分にタオルを入れてあげたり、飼い主が寝る際はケージの上から毛布を被せてあげるのも効果がありますよ!!
まとめ
モルモットとの生活、少しイメージが湧いてきたでしょうか??
モルモットを飼う“基本のコト”として、
- 生活の基盤づくり(ケージ、敷材、食器類、隠れ家)
- 食生活(主食、おやつ)
- ビューティーケア(ブラッシング、爪切り)
- 温度管理(熱い時、寒い時)
について紹介しました。
はじめから全部完ペキにする必要はありませんよ。
“ケージの中でもどの場所が好きなのか、どこが汚れやすいのかを把握する”
“夜ご飯作るときに切った野菜を少しあげて、好きな物を徐々に知っていく”
などなど、一歩ずつ始めていけばOKです!!
また、モルモットとの過ごし方で最大のコツは
“モルモットの気持ちになること”です。
自分だったらこんな風に思うかも。。。などと考えながら過ごすと、
自然と日々のお世話に応用が効いてくるようになるはず!!
“基本のコト”と併せて、ぜひ試してみてくださいね!!
モルモットが我が家に来てからは、朝のケージ掃除から1日が始まって、そこでのふれあいが1日の元気の源になっている気がします。
最近では家族みんながモルモットの周りに集まるので、団らんの時間も増えたような。。。笑
たしかに“飼う”決断には勇気がいりますよね、でも、モルモットを迎え入れたらきっとたくさんの“楽しいコト”が待っているはず!!
いまモルモットを飼おうか悩んでいるアナタに、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
