お風呂掃除は、浴槽を洗うのがメイン!と思ってる人は多いのではないでしょうか。確かに浴槽を洗うのは大事なことです。
しかし、お風呂掃除の仕方には浴槽以外に鏡や壁、シャワーヘッド、蛇口、床、排水溝などたくさん洗う場所があります。
お風呂掃除の仕方は場所によりやり方が異なります。正しい順序を覚えて毎日のリラックスするお風呂場をきれいにしましょう!
風呂掃除の仕方はこれだ!
お風呂掃除をする時に浴槽から洗う人は多いと思います。しかし、部屋掃除と同様に、上から下に向かって洗うのが基本です。
水は上から下に向かって流れていくからで浴槽や床を掃除してもその後に壁や鏡を掃除したら、せっかく掃除してきれいになったところにまた汚れが流れてしまいます。
つまり、鏡や壁→浴槽→シャワーヘッドや蛇口→床→排水溝の順番で洗うのが正しい順序です。
お風呂掃除の頻度ですが、できるだけ毎日行うのが理想的です。水回りのため、カビが繁殖しやすいのです。
しかし、壁も床も排水溝も毎日掃除するのは大変ですよね。浴槽などの体が触れる部分は毎日、お風呂場全体は週に1回くらいのペースで行うと良いでしょう。
これが正しい順番! 場所別、掃除のコツは?
上記でも示した様に正しい順番があり、しかも場所別に掃除のコツがあります。
鏡や壁→浴槽→シャワーヘッドや蛇口→床→排水溝
壁や鏡
壁は中性洗剤を使ってスポンジで洗い、汚れが目立つ部分はブラシでしっかりとこすりましょう。
壁に重曹水や塩素系漂白剤をかけて流れてしまう場合は、キッチンペーパーをあてて、その上からスプレーをします。キッチンペーパーが壁に張り付いて、液が流れるのを防いでくれます。
鏡は、水あか(湯あか)が発生しやすい場所なので、クエン酸水をスプレーして、5分ほどおいてから、タオルで拭き取りましょう。
浴槽
ここがお風呂掃除のメインですね。
浴槽をしっかりと掃除するときは、重曹とクエン酸を使って2回洗いましょう。
浴槽には、皮脂汚れや黒ずみなどの酸性の汚れと、水あかや石けんカスなどのアルカリ性の汚れが付いています。
そのため、2種類の洗剤で洗うことで汚れをきれいに落とすことができます。まずは浴槽に重曹水をスプレーして、5分ほど置いてからスポンジで浴槽をこすり洗いします。
シャワーで全体を流してから、次にクエン酸水で同じように掃除します。重曹とクエン酸を同時に使うと中和してしまうので、必ず片方ずつ使ってください。
シャワーヘッドや蛇口
シャワーヘッドや蛇口は鏡と同じように、水あか(湯あか)が発生しやすい部分です。軽くこすっても取れない場合は、クエン酸水をスプレーして、5分ほど置いてからスポンジでこすりましょう。
床
床は石けんやシャンプーの残りカスが付着しやすく、ヌメリやピンク汚れが発生しやすい場所です。
実はこのピンク汚れは、ロドトルラという酵母菌の一種。カビに比べて増殖スピードが早く、放っておくとどんどん広がってしまいます。
ロドトルラは洗剤などに強い酵母菌なので、床掃除のポイントはブラシなどでこすって落とすことです。
ピンク汚れがない部分もしっかりこすることが重要。そうすることで、ロドトルラのエサとなる汚れの予防にもなります。
排水溝
排水溝は髪の毛やヌメリ汚れが溜まりやすいですよね。
浴槽を洗うスポンジで排水溝を掃除することに抵抗がある、という場合は重曹とクエン酸水を使うと簡単に掃除することができます。
まずは、排水溝のフタやカバーをすべて外し、重曹をふりかけます。この時、排水溝だけではなく、フタやカバーにもしっかりとふりかけましょう。
クエン酸水を全体に吹きかけて10分ほど放置します。再度重曹をふりかけて使わなくなった歯ブラシなどで汚れを落としていきます。最後に水で流せば完了です。
まとめ
お風呂掃除は、浴槽だけと思っていた方も他に洗う場所がたくさんあって驚いたかもしれません。
つい、浴槽だけ洗えばいいやという気持ちになってしまいます。週に1回ほどでもいいので、お風呂場全体も綺麗にしましょう。
また、お風呂掃除をする時は窓を開けるなどしっかりと換気をすることも大切です。浴室乾燥の機能を使うのもいいかもしれませんね。
お風呂掃除を終えてからの湯舟につかった時の達成感はこれまた格別で、肌が触れるところが キュッキュッ して心地良いです。
正しい掃除の順序ややり方を覚えて、いつでもきれいなお風呂でリフレッシュしましょう。
家族にもお風呂掃除の後は「気持ちいいねって、ありがとう」って感謝されました。


