コロナ禍の今、帰省や旅行を自粛する人も多いのではないでしょうか。
無症状の感染者もいるみたいですし、発熱や味覚障害等の症状が出ていなくても、「もしかしたら自分も・・・?」と思って行動することは、大変素晴らしいと思います!
でもいくら今無症状でも、突然症状が現れるのも新型コロナの特徴ですよね。
今回は、コロナ禍の今、もし発熱したら?病院を受信するタイミングを解説していこうと思います!
では、早速いってみましょう!
もし発熱したら?病院に行くタイミングって?
コロナっぽいな~っていう症状が出たら、全国の保健所内にある「帰国者・接触者センター」に電話で相談をします。
でも、コロナじゃなくてただの夏風邪の可能性もありますよね?
風邪とコロナの初期症状はとても似てるので、電話するにしても基準が欲しいところです。
そこで、厚生労働省がコロナ相談をすべき基準を定めています。それは・・・
- 息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある場合
- 高齢者や基礎疾患がある方(重症化しやすい人)で、発熱や咳などの軽い風邪の症状がある場合
- 4日以上、比較的軽い風邪の症状が続く場合
これらの基準に1つでも当てはまった場合、すぐに相談をしてほしい、としています。
基準に当てはまった場合は「帰国者・接触者センター」に電話相談して、その中で担当の人から幾つか質問があります。
- 熱が何℃出ているか
- 何日続いてるか
- 他の症状は?
- 会社や学校は休んでいる?
みたいな感じですね。
その後最寄りの病院を受診するかどうかの指示があるので、それから初めて病院に行くことになります。
病院に行く際には、事前に病院に電話をして行くように言われます。
「保健所に電話して、受診するように言われました」と言えば大丈夫です!
病院に行った後は、その病院のガイドラインがあるので、それに従って受診するようにします。
待合室じゃなくて車の中で待機! とかマスクは絶対に着けて! とか色々言われます・・・。
病院では、問診とか肺のレントゲンだったり撮って、お医者さんがPCR検査の必要性を判断して、コロナの可能性があればPCR検査の受診、可能性がなければその症状に応じた薬を処方して様子見、といった流れです。
ちなみに「PCR検査」というのは、簡単に言えば「コロナウィルスに感染してるかどうかを判別する検査」の事。できれば受けたくないですよね・・・。
新型コロナウィルスってそもそもどんな病気?
現在世間を騒がせている「新型コロナウィルス」ですが、WHOによる正式名称は「COVID-19」といいます。
2019年12月、中国湖北省武漢市を発生源として、以降全世界に広まりました。
現在感染者数は、全世界で1900万人を突破、アメリカ488.4万人、ブラジル291.2万人、インド202.7万人と猛威を奮っています。
日本は各国に比べて感染者数1.3万人と、比較的少ないですが、毎日発表されている通り、非常事態宣言解除以降増加傾向にあり、まだまだ油断できない状況ですよね・・・。
また、新型コロナウィルスの主な症状ですが、
- 発熱(37.5℃以上)
- 喉の痛み、咳、痰
となります。
多くの人がこれらの症状が出たあとに快方に向かいますが、お年寄りの方や基礎疾患(糖尿病などの持病)をお持ちの方は、その後重症化しやすく、肺炎や呼吸困難に陥り、最悪の場合亡くなられる事もあります。
本当に恐ろしいですよね・・・。
まとめ
コロナ禍の今、発熱した時の対処法や病院に行くタイミングを見てきましたが、
実際、お医者さんでも風邪とコロナの区別は難しい、というのが現状です。
本当は怪しい症状がある人全員がPCR検査受けられればいいんですが、なかなか全員というわけにもいかないみたいです・・・。
検査する人の負担も大きくなりますしね・・・。
では、発熱した時の対処法から病院に行くまでの順序をまとめておきますね!
コロナっぽいな?と思ったら・・・
⇒今の症状が厚生労働省の基準に当てはまってるかを確認!
- 息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある場合
- 高齢者や基礎疾患がある方(重症化しやすい人)で、発熱や咳などの軽い風邪の症状がある場合
- 4日以上、比較的軽い風邪の症状が続く場合
当てはまる場合は、すぐ最寄りの保健所内にある「帰国者・接触者センター」に相談の電話を!
電話の担当の人に病院の受診を勧められたら、電話予約をして最寄りの病院を受診する!
そもそもコロナにかからないように、普段からマスクや手洗い、うがい等を忘れずにしたいものですね!
