子供ってよく風邪ひきますよね。
5歳の娘も冬になると「風邪をひく」→「治る」→「風邪をひく」→「治る」の繰り返し。
しかも、子供の風邪はなかなか治りにくいので一回の風邪で何度も病院に行くことになるのですよね。
そんな長引く子供の風邪を少しでも早く治すために良い食べ物は何か?と思ったことはないでしょうか。
発熱や喉の痛み、鼻水などの風邪の場合、胃に優しくて消化のよい食べ物や風邪を治すためのエネルギーになる食べ物が良いかと思います。
そして、下痢や嘔吐などのお腹を壊してしまう風邪は、水分や消化に良い食べ物を無理のない程度で食べるのが良いかと思います。
では、子供の風邪を早く治す食べ物について詳しくご紹介していきます。
発熱・喉の痛み・鼻水などの子供の風邪を早く治すための食べ物
風邪をひいて体が弱っている時は、胃腸に負担をかけないように消化の良い物を食べるようにしましょう。
発熱時に子供の風邪を早く治す食べ物
発熱する風邪をひいた場合には「ビタミンB」「ビタミンC」「タンパク質」などの栄養をたくさん消耗すると言われています。食べられそうであればビタミンやタンパク質が豊富な食べ物を食べた方が、風邪の治りが良くなります。
・煮込みうどん
風邪をひいたときに私の娘も一番よく食べるのがうどんです。
消化がよく胃の負担が少ないので、体が弱っている時の栄養補給にとても良いですよね。
コシのあるうどんよりも、しっかりと煮込んで柔らかめのうどんの方が消化に良いですよ。
・りんご
ビタミンが豊富なりんごは、すり下ろした方が消化に良いです。
冷蔵庫で冷やしたりんごは胃腸を刺激してしまうかもしれないので、なるべく常温がオススメです。
・野菜スープ
コトコトとよく煮込んで柔らかくした野菜スープも発熱時に良いですよ。お汁に野菜のビタミンが溶けるので、食欲がないときはお汁だけでも飲むと風邪の治りが良くなりおすすめ。
・白身の魚
タンパク質が取れる白身魚は、胃に負担をかけないためにもなるべく油の少ない物を選びましょう。
・豆腐
植物性のタンパク質が取れる豆腐は、スープや湯豆腐にするのがおススメです。
冷ややっこは胃腸を刺激してしまうので控えましょう。
喉の痛みを早く治す食べ物
風邪の初期症状とも言える喉の痛み。喉の痛みを素早く抑えることが出来ると、子供の風邪がそれ以上ひどくならない可能性がありますよね。
喉が痛いときは、喉の炎症を抑えて保湿効果がある食べ物を食べると良いですよ。
・はちみつ
はちみつには殺菌効果と胃腸の調子を良くする効果もあるので、喉の風邪を早く治す食べ物の中で一番オススメです。
私の娘は、はちみつレモンを作ると喜んで飲んでくれます。
ただし、はちみつに含まれているボツリヌス菌は生後一歳未満の乳児には腸内で定着と繁殖を起こしてしまい、乳児ボツリヌス症を発症してしまう可能性があるので、はちみつは一歳未満のお子様には与えないでください。
・梨
梨に含まれるソルビトールという成分が喉の痛みを和らげてくれると言われています。
・大根
大根にも喉の炎症を抑え、殺菌する効果があると言われています。
私はよく細かくみじん切りにしてお米と一緒にしっかりと炊いて、お粥にして子供に食べさせていますよ。
鼻水の症状を早く治す食べ物はネバネバした食べ物
風邪が治ったかな?と思っても鼻水だけは長引くことはないでしょうか?
そんな時は鼻の粘膜に良い「ムチン」という糖タンパク質が含まれる食べ物を食べると良いですよ。
・ひきわり納豆
消化を良くするためになるべくひきわりの納豆がおススメです。
・長芋
すり下ろした長芋をスープに入れると、食欲がないときでもトロっとして食べやすいですよ。
・オクラ
オクラも消化を良くするために柔らかめに茹でて、刻んで食べると良いです。
下痢・嘔吐などの子供の風邪を早く治す食べ物
下痢や嘔吐などの症状があるときは胃腸が風邪の菌でダメージを受けているので、無理をせずに食べられるものを食べるようにしましょう。
まずは吐き気が治まるまでは様子をみながら、水分を取るようにしましょう。
経口補水液やスポーツドリンクはビタミンやミネラルも取れるので、飲めそうであればおススメです。
そして子供が何か食べたいと言い出したら、やわらかくて消化によい炭水化物(お粥やうどん)を少量ずつ小分けにして食べるのが良いかと思います。
さらに落ち着いてきたら豆腐や野菜スープなどでタンパク質やビタミンを取ると良いですよ。
症状がよくなるまでは油の多い食べものや刺激物は食べないようにしてくださいね。
まとめ
子供が風邪で苦しんでいる時は、早く治すための栄養のある食ベ物を無理しない程度に食べさせて、いつもの日常に戻りましょう!
ゆっくりと休ませて早く治してあげて下さいね。